洋包丁の柄と種類と材質

洋包丁とは通し柄(本体部分の付け根が柄尻まである)でビス留めされた物を言います。牛刀でも中子(柄に入れる心棒の部分)
と短く切り、和包丁に使用するが柄(挿し柄)を付けた物は和牛刀と呼び、和包丁の範囲とします。
堺孝行刃物を中心に、一般的によく使用される洋包丁の柄の種類と材質を解説します。

ローズ(天然木)ローズウッドは紫がかった独特の色調を持った、とても硬い木材で数ある木材の中でも非常に加工がしやすい材料として重宝されており、現在ではある程度の幅の取れる物は入手が困難な状況となっています。ローズウッドは産地によって
「アフリカンローズウッド」「インディアンローズウッド」「ブラジリアンローズウッド」「ホンジュラスローズウッド」
などに分けられていますが日本では一般的にインディアンローズウッドの事を単にローズウッドと呼んでいるようです。
名前の「ローズウッド」の「ローズ(薔薇)」の部分は木材から放たれるこの独特の香りが由来となっています。
乾燥は時間をかけてじっくりと行う必要がありますが、乾燥後は安定性が非常に高くなり、色も乾燥前より鮮やかになります。
ローズウッドの木材は硬度が高い種ので加工が困難でやや割れやすいという特徴があり、木工初心者の方が気軽に扱うような
樹種ではありません。ノコギリやカンナなどによる加工も難しい部類に属します。
また、釘打ちやネジ止めにもあまり適しておらず、釘やネジを使用する場合は下穴などが必要ですがローズウッドは
希少な木材なので組み立て加工にネジなどを使用する事は殆どありません。
接着剤の使用に関しては特に問題なく、
特に下処理などを行わなくても容易に接着できます。
仕上げに関しては杢理が荒い為、目止めが必要になりますが
蜜蝋などのワックスで仕上げると紫色が際立ち、とても美しい仕上がりになります。
現在、本物のインディアン
ローズウッドはインドの森林法によって保護されており、輸入が規制され入手する事が難しくなっています。
ローズウッドは主に小物、家具、内装材、化粧単板、楽器、彫刻などの材料として使用されます。特に家具材としては
最高級品の材料となります。元々の色調が美しくて光沢も出やすい上に強度的にも丈夫な木材なので特別な処理を行わずに
そのまま使用しても十分実用に耐えうる材料だとされています。

積層強化木(圧縮合板)(パッカーウッド)とは積層強化木(パッカーウッド:Packer wood)とは原木を厚さ0.5mmから
1.5mmに加工した板(単板)に接着剤を含浸又は塗布し、ホットプレス機にて加熱圧縮して得られる非常に強度が高く
装飾性に優れた特殊な合板を言います。高湿度域でも使用できるため、使用用途の幅が広いのが特徴です。また、比重が
1.0から1.4と高く、水に沈みます。 前工程を終えた単板をホットプレス機で加熱圧縮することで安定した積層強化木
(パッカーウッド)が製造されます。
 以前はほとんどの商品に使用されていましたが、衛生面から、現在はPOM樹脂に
とって変わられた感があります。

マホガニー

マホガニー

マホガニー

マホガニーはセンダン科マホガニー属の広葉樹で、世界三大銘木の1つです。西インド諸島原産の樹木で、現在では植林により
中南米などに広く分布しています。
柔らかいため加工しやすく、床材のような建材や家具、ギターをはじめとする楽器など
さまざまな分野で活躍する木材です。
腐りにくく耐久力があり、400年以上前に作られたドミニカ共和国の彫像は、いまだ健在です。
加工のしやすさや後述する深い色味などから人気を博したマホガニー材ですが、乱獲や違法伐採などが横行したため、ワシントン条約
によって天然木の取引が制限されるようになりました。
インドネシアをはじめとする東南アジア各国で植林が進んでいますが、現在
では貴重な木材となっており、木目や色が似ている木材をマホガニー材の代替品として、マホガニー材と呼ぶこともあるほどです。
マホガニー材の大きな特徴は、深みのある美しい赤色です。赤茶色の木肌は磨けば磨くほど、美しくなるとされています。木材は光
や空気により起こる化学反応で、段々と色味や柄が変化していきますが、マホガニー材の場合は全体的に淡い色だった木目から、
経年変化によって美しい赤褐色へと深みを増していくのが特徴です。
また「リボン杢(もく)」と呼ばれる美しい木目も特徴で、
光の当たり加減で縞模様が輝いて見えます。
木材の繊維自体に光沢があることに加え、塗装・艶だし剤などと相性が良いため、
美しく仕上がります。
特徴的な色や美しい木目を活かして、高級家具や高級楽器、高級車のハンドル、彫刻の素材など、機能性だけでなく
デザイン性が求められる幅広いアイテムに使用されてきました。
見た目の美しさから無垢材としてだけではなく、スライスされ化粧板に
加工されて使用される場合もあります。
堺孝行包丁で大人気のダマスカス33層鋼に使用されています。

POM樹脂ハンドルの特徴基材:POM樹脂

1ABSPP樹脂よりも高い150℃の耐熱性を持っています。  2)一般的な酸(消毒剤等)や油に変化しません。
3)洗濯機等の乾燥熱状態から厨房使用時の温度に繰り返し温度が変化しても変化しません。  ④ポリアルファBNと呼ばれる
抗菌剤が
5%含まれています。 ポリアルファには抗菌効果があり、殺菌効果はありません。  5POM樹脂は、耐摩耗性と
自己潤滑性を備えているため、家電製品の歯車やねじに使用されています。
 

ステンレス
ステンレスで柄を作成し、ブレードに取り付ける方法です。ステンレス柄の大きさや形状、デザインは千差ありますが、
取付は柄からブレードを一体にする方法が多く採用されています。これは高額になるため、つなぎ目をようせつしな

 

 

抗菌カラー柄 66ナイロン+ガラスパウダー

ハンドルの特徴基材 :66ナイロン+ガラス粉抗菌剤:ポリアルファBN(抗菌剤を母材に配合)ハンドルの特徴
1)食器洗い乾燥機、高温乾燥機を想定した場合、素材は66ナイロンとガラス粉
を使用し、耐熱性は170℃で、従来のパターンの耐熱温度をはるかに上回っています。
2)耐熱性に優れ、防カビ効果があります。 (3)成形時にガラス粉末をブレンドすることにより、従来のプラスチックパターンよりも
しっかりと仕上げられ、表面が滑りにくいように特殊加工されています。
4)透明な粒状ナイロン素材は、各色の粉末と抗菌剤
を正しい比率で混合して成形されているため、経年変化によりパターンの表面がわずかに変化しても抗菌性能は変化しません。  ..
5)ネジや湿気などを使わず、内側から高頻度で密着しているので。 ハンドルの内側に侵入して腐敗することはなく、
細菌が繁殖することもありません。
 
  

マイカルタ

マイカルタとは、米国のウエスチングハウス社の開発により、現在はインターナショナル・ペーパー社で製造されている製品で、
登録商標ですので同社以外の製品はマイカルタではありません。相当品は別メーカーの同等品です。キャンバス
(綿布)、リネン(麻布)
合板、紙等を核とし、主としてフェノール樹脂で固められているもので、化学プラントの歯車やパイピング、電機産業の絶縁体等に
使用されています。

ナイフのハンドル材としても優秀な素材で、堅牢性、耐水性、加工性すべてに優れた素材で、長年にわたってナイフメーカーに支持
されています。マイカルタは
独特の風合い(積層模様)と優しい感触があります。

デザートアイアンウッド

デザートアイアンウッド

デザートアイアンウッド

柄の材質はデザートアイアンウッドで、アメリカ南西部の砂漠地帯で長期間砂に埋もれていたため、半化石かし、密度が
非常に高い天然木材です。美しい木目と光沢が特徴で、気の王様と呼ばれています。 鋼材は最高級のスエーデン鋼を使用し、
満足の切れ味をお約束します。 ナイフや洋包丁の柄としてよく使われますが、和包丁の差し柄にも使用されます。

 

アクリル樹脂

アクリル柄

アクリル樹脂は合成樹脂の中で極めて高い耐候性と透明性を持つ素材です。基本的な骨格はアクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステルの重合体です。特にポリメタクリル酸メチル
(PMMA)はガラス以上の透明性があり、水族館の巨大
水槽などに使用されていることでよく知られています。当社でもその高い耐候性と透明性から道路標識用の樹脂やインキ
を供給してまいりました。
特徴1.耐候性が極めて高い。屋外暴露に耐えうるため、建材、標識、車輛用途などに使われている。
特徴2.透明性が極めて高い。特にPMMAはガラス以上の透明性がある。
特徴3.加工が容易であるため、日常品から水族館の巨大水槽のような特殊品まで様々な用途に使われてる。
特徴4.衝撃性は強いが、表面は傷つきやすい特徴がある。
耐久性も申し分なく、高級素材になります。

『世界三大銘木とは』

明治時代以降ヨーロッパ家具などで使われていた、ヨーロピアン・ウォルナット、チーク、キューバン・マホガニーを
世界三大銘木と呼ぶようになった。

ヨーロピアン・ウォールナット
クルミ科の広葉樹。ヨーロッパのほぼ全域に生育しており、トルコなどでも見られる。また、同種の木が中国や中東にも分布する。

チーク
クマツヅラ科の広葉樹。三大銘木の頂点と称されることもある。インド、タイ、ミャンマー産の天然物が良質とされるが、
中でもミャンマーのチークは油分が多く重宝されるが、伐採が規制されている。

キューバン・マホガニー
センダン科の広葉樹。1946年にはキューバ政府がマホガニーを輸出禁止とし、現在では南米の全ての種がワシントン条約によって取引が制限されている。

『唐木三大銘木とは』
インド南部、タイ、ラオス、ベトナムなどの熱帯産樹種であるが、遣唐使によって唐より伝来したため唐木(からき、とうぼく)と呼ばれる。中でも、紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)は「唐木三大銘木」とされ、重硬で緻密な材質であり、古くから
銘木として珍重されてきた[1]。現在では、東南アジアから直接輸入される高級木材の総称である。

紫 檀
マメ科の広葉樹。ローズウッドのひとつ。ブラジル産の物をブラジリアンローズウッドと呼び、ベルサイユ宮殿のルイ14世の王座に
使われるなど、ヨーロッパでは、高級家具の材料として珍重されてきたが、現在はワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている。

黒 檀
カキノキ科広葉樹。一般によく知られる代表的な銘木。非常に重く、黒いものほど高級とされる。

ダガサヤン
マメ科の広葉樹。杢目が非常に美しい。杢目を出すために薬品加工されることがある。

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